社員教育

◇碧南市一斉清掃に参加!

2017.05.28

本日は碧南市一斉清掃の日。早朝より会社のボランティア三十余名とその子ども達と一緒に会社近くの公園と、産業道路沿いの清掃に参加しました。

相変わらずたくさんのゴミが、草むらの中に投げ入れられていて、中に入ってみるとたくさんのごみを拾うことが出来ました。

清掃後は、炊き出し班がカレーを朝からしこんでくれたのでみんなで食べました。楽しく参加させてもらいました。

◇第7回オープンセミナー備忘録

2017.05.22
第7回磯貝製作所オープンセミナー備忘録
日 時:2017年5月13日(木)18:30~
講話者:堀内明日香氏(元宝塚宙組 華凛もゆる)
テーマ:「宝塚100年の歴史から学ぶ人材育成と組織づくりの本質」
      ~人が輝き組織が活きる心と身体の磨き方~」
場 所:磯貝製作所(愛知県碧南市)
講師紹介:堀内明日香(華凛もゆる) 北海道出身
     宝塚音楽学校第87期生 2009年宝塚歌劇団退団
     現在は宝塚で得た厳しくかつ貴重な経験を活かし、
     退団後学んだドラッカーのマネジメントを取り入れ、
     各地で講演活動を行っている。
まずは ♪ オペラ座の怪人~Think of me~ を透き通る声で歌いながら登場されました。
①宝塚は全体で1つの作品を作り上げるプロ集団。個性のスキル(個人の技量)を重視するのではなく、組織として全員が同じベクトルを向くために「コミュニケーション」を徹底的に重視してきた。100年続く宝塚の組織繁栄のためには、会社のスキル・技術を磨くだけでなく、「人格を磨かなければならない」こと。
②宝塚創設者:小林一三氏。日本で初めてターミナルビルを開発。阪急グループ創業。松岡修造氏の曽祖父。修造氏の娘は今春宝塚入学。 ドラッガーのマネジメントの本に「宝塚歌劇団、小林一三」の話が書いてあった。宝塚にいた身として、ドラッガーのマネジメントと宝塚の教育が似ていると感じた。
③エンターテイメント顧客満足度調査でディズニー、劇団四季を抑え、宝塚は1位。100年たっても変わらず受け入れられるために大切にしているものは何か。 ドラッガーの言う「経営者は事業は外向き、組織は内向きに見るべき」大舞台に立つのは成績順。人気順。しかし一歩舞台を降りたら「年功序列」が優先される世界。成果主義だけでは続かない。組織の中には日本人の秩序の美しさ、良さがある。 若くしてTOPになっても、組織としては、上の人に対して心づかいのできる人でなければ、 本当に輝く人にはなれない。
★5つのキーワード
★【ゴールが明確】その意味とゴールを教える
小学5年で東京で見た宝塚に感動した。主役以外の隅に居る人までが輝いていた。それを観て宝塚入団を目指した。人生を歩むうえで目標を定めることが大切。
宝塚の入学試験は 歌・バレエ・面接。その中での面接は7~10秒で決まる。条件は同じ、ノーメイク、黒のレオタード、お団子頭。見た目は全員同じで行う。内容は「受験番号・年齢・出身地・身長・体重・受験回数」を読み上げるのみ。同じ条件下で、人よりも表現よく輝き、しかも素直さがあるかが重視される。
事業が発展していくために、素直さがある人が成長していく。天狗は嫌われる。「我」が強い人は成長できない。技術・スキルではなく素直さが大切。
小林一三氏:いかに優秀な技能を有する人も、信用がなければ成功はおぼつかない。
正直と礼儀を知る=真摯さ
「真摯さ」とは、自分の子をその下で働かせたいと思うかどうか問うてみるとよくわかる。
★【身体から入る】型を重視する。日本人の型。
宝塚の予科(1年生)の生活の様子をビデオで見せていただく。すさまじい上下関係で規律正しい生活を送る様子。正直運動系の部活動のような感じだと思った。
先生は10年在籍して一番楽しい時期だったと振り返る。2年ごとに試験があり、成績順で配役が決まる。毎年40名の新入生がいて、いつ後輩に抜かれていくかという緊張感。   入学式からすでに作品。チームワークで作品を作るためには、自分「我」を出していたらダメ、成長しない。まずは個性は置いておいて、技術、スキル、「理念」を体に叩き込んでいく。袖から出るシャツの長さ、靴下の長さ、リボンの長さもみんなで決める。そろっていると「美しい」。自分が目指していることに対して、どれだけ拘れるかが本当のプロ。 同期の信頼関係。
お互いに注意しあうシステムがある。「型に心が出る」。挨拶は年下から。年上から挨拶をしたら、その世界では生き残れない。気に入られない人は問題。反省事があると「ご指導」される。予科生はご注意されたら「ありがとうございます」「すみませんでした」の2言のみ。言い訳しないルール。ご注意されたことは同期に伝える。危機管理の共有。一つ上の先輩はそれを確認してくれるシステムがある。・・同じメンバーで同じミスが起こらない。同期での気づきあい。ひとつ上の先輩のフォロー。そういう関係が大切。
18歳で社会に出た9割の人が言い訳から入ると言われている。宝塚では常に自責でとらえなければ成長しないことを学んだ。 下級生が廊下の隅を歩くのは・・下級生が堂々と真ん中を歩いていると美しくない。謙虚に隅を歩くことで、先輩に道を譲る心を学ぶ。美しい。
ゴミキーパー制(目線を下げて先輩のゴミを頂いて捨てさせていただく)心配り。後輩が先輩のお手伝いさせていただくことで、たくさんの気づきを得る。 講演千秋楽前にはお手紙(カード)で感謝の意を伝える。形に表すこと。 ここまですることで、チームに絆が生まれる。自分の失敗はチームの失敗。自分のミスを謝るときはチームで謝ってくれる。 絆とは、他人のきずをなめてくれる仲間。日ごろの助け合いこそが「絆」信頼が生まれる。 日本の昔からの型を重視する。宝塚にも「報連相」の仕組みがある。 素直に謝れる人は、周囲に助けてもらえる。
厳しいことに向かっていけるモチベーションは、輝ける舞台(ゴール)があるから。
2年目以降、下級生の指導も、1年目ですべてを叩き込まれているので、新入社員教育ができる。1対1での下級生指導が行える。きめ細かく、持ち場を決めることで、責任が明確になる。モノの故障や紛失がわかる。責任感が強くなる。変化やミスにすぐ気がつけるシステムがある。
ドラッガー:真摯さに欠ける者は組織を破壊する。組織にとって最も重要な資源である人を破壊する。組織の精神を損なう。成果を損なう。
★【風通しの良さ】情報共有はニュアンスまで全員が共有する。
ミスをしたときには、ご指導を受け、一つ上の先輩へ報告する。その先輩はもう一つ上の先輩へ伝達し、順番に上級生に伝達され、全員で共有する。またご指導した上級生は、指導内容が正しく伝わってきたかを確認する。間違って伝わってくれば再度ご指導する。間違っていれば修正される。正しく伝達される。情報が必ず上まで伝わる。上司が知らなかったということがない。 ご指導受けた時には、翌日に修正できたかお伺いをする。出来ていなければまた翌日にお伺いをし、修正できるまで行う。指導がやりっぱなしにはならない。問題修正は完結するまで面倒を見る。
★【お手本の力】
卒業して芸能で第一線で活躍されている有名人のOGでも、公演の際は、差し入れや感想(指導)をしていただける存在。
宝塚には「ブス(無作法)の25箇条チェックリスト」がある。 1.笑顔がない 2.お礼を言わない 3.おいしいと言わない 4.目が輝いていない 5.精気がない 6.いつも口がへの字をしている・・・・・等々、人間性を高めるために自分を振り返る項目が並んでいる。 先生の経験で、挫折、逆境に立ち向かった時、それから逃げるのではなく、まずは受け入れて、できることをやっていくことで道が開けていった。
高校野球チームへの講演会をやって気づいたこと。監督の想いと同じ。野球(技術)だけを磨くのではなく、人としてのスキルを育てたい。上下関係を磨いていく。とにかく反復して体に覚えさせていく。絆を、信頼を気づいていく。日本のこころ:助け合う文化。 嫌なことがあるとモチベーションが下がるが、試されている時と捉える。
当たり前のことも怠らない。他人が他人をコントロールはできない。自分の心の持ち方が大切。プロだからこそお手本とされる意識。
会社でも、①技術スキルを上げること ②仕事を通してどのように成長したいか。この2点でモチベーション高く成長できる。 あの人のようになりたい。あの社長のようになりたい。あの人に近づきたいというお手本。
★【やり方よりあり方】・・人の成長を決める
ドラッガー:組織の精神はトップで形成される。組織が偉大たりうるのは、トップが偉大な時だけである。組織が腐るのは、トップが腐るからである。
他人が見ているのは「あり方」。最近の事例:浅田真央選手。金メダルが取れなくても、人としての在り方としては世界中から愛されている。
④日本人としての型 思いやりの気持ちを持って、相手や周囲に対して自然に形に表すこと 宝塚の先輩から受け継いだものは日本人としての心の在り方。日本人のDNAに刷り込まれたもの。型が整えば精神の美しさも所作の美しさも自然とついてくる。そして人生が輝く。
¶ まとめ ¶ ・大切なのは素直さである ・感謝の気持ちを言葉や行動にあらわす ・足元からできることをやっていく ・継続性が不可欠、短期で手に入るものに素晴らしいものなどない ・やり方より在り方が人の成長を決める
講演会後、感想のシェア会を行いました。業種、立場も様々な方々が多数参加していただきました。宝塚の教育体系は体育会系だと感じましたが、昔の日本の仕組みはこうではなかったかと感じました。技術伝承と共に、人間性も良き先輩から伝承されていたように思う。しかし今の世の中、成果第一で人としてのスキル(人間性)がおろそかになっていると感じました。宝塚は全く知らなかった世界でしたが、こういうマネジメントが継承されているが故に伝統が守られ、継続する組織になっている。 一番の共感は「やり方より在り方」。人としての在り方を大切にしていきたいと思いました

今回も本当にたくさんの学びをいただきました。参加いただきました皆様ありがとうございました。

◇第7回オープンセミナー開催!

2017.05.18

◇堀内明日香氏講演会

「宝塚100年の歴史をドラッカーのマネジメント論で読み説く」

社内、社外100名を超える聴講者を迎え、盛会となりました。…
講演会後、先生を囲み講演会の感想のシェア会を行い、参加していただいた皆さんからたくさんのご意見を頂きました。
皆様ありがとうございました。
今後継続してオープンセミナーを開催して参りますので次回もよろしくお願いいたします。

◇第16回スギ製菓様50kmウォークに参加

2017.05.13

長距離ウォークは社員研修。

昨年までの4年間で、弊社の職制全員が50㎞ウォークを経験させていただき無事完歩させていただきました。今年開催案内を頂いて募集をかけた時、さすがに参加希望はないかと思いましたが、4名の希望があり、参加させていただきました。

朝5時58分。碧南の玉津浦グランドより歩者159名で小雨ふる中スタート。碧南~西尾~一色~西尾~碧南(地図参照)をめぐる50㎞の道のり。

前半の折り返し「西幡豆」(21.9㎞)までは、雨、風が強く、向かい風の中、大粒の雨が歩者を容赦なく襲いました。前に進んでいく気力を奪っていきました。中盤は小雨になりましたが、結果的には最後まで小雨~中雨の繰り返しでした。本当に今回の50㎞ウォークは試練の研修となりました。

歩者として、弊社では長距離経験者の部長1名と普段は外観検査をやってくれている検査員の女性3名が参加。スタート地点で「みんなマイペースで最後ゴールまで完歩するぞ!」を目標にそれぞれ頑張りました。天候が心配されましたが、経験者の部長は先行し、女性3名は、お互いを励ましあいながら最後まで頑張りました。

おかげで4名とも17時前にゴールすることが出来ました。
(部長-15:25頃、ササキ・ナリタ-16:45頃、磯貝-16:55頃)

タイムレースではないため順位はわかりませんが、50㎞を歩ききったという「達成感」や普段の生活では味わえない、歩いた人でなければ分からない「気づき」を得られる場だと思います。4人には今後の日常生活や会社業務の中で、この気づきを生かしてほしいと思います。

またサポート(伴歩)も弊社から5名参加しました。昨年歩いたメンバーで、昨年歩かせていただいたときに、周りのサポートの有難さを身に染みて感じ、今年伴歩参加しました。しかし今年は、強雨の影響で例年になくサポートも大変な年になりました。それぞれスギ製菓の社員の方々と一緒にサポートを学ばせていただきました。

 

雨、風の強い中、また狭い歩道でのサポートでは椅子に座ることもままならず、1日中、立ちっぱなしでかなり大変だったと思います。

しかしサポートの皆さんがいることで、歩者がどれだけ元気づけられたか。本当に人は周囲の人のお世話がならなければ、一人では生きていないことが体験できます。また、道中沿道の応援も、うちの社員さんが過去最高の人数で応援に来てくれました。沿道のコンビニや、道中車の中から本当にたくさんの声援応援差し入れを頂きました。会社として少し「団結」できた気がします。

閉会式ではスギ製菓の50㎞実行委員長が涙で感想発表されていました。会社として日常業務以外でこれほどまで「感動」できるのは、手を抜かず、参加する人のことを思いやり、先輩後輩なく「成功」させるために何をするのかを、このイベントを通して学ばれたからだと思いました。毎年このイベントに参加させていただき、スギ製菓の皆様、ありがとうございます。今期弊社でも企画運営できるよう、計画して参りたいと思います。

◇街頭清掃(17年5月度)

2017.05.09

今回も有志7名が始業前に集まり、会社周辺の草取りを行なった。久しぶりの草取りだったので、かなりいろいろなところが草ボウボウになっていました。わずかな時間でしたがたくさんの草取りが出来ました。

今月末には碧南市の一斉清掃日があるので、そちらへはたくさん参加してほしいです。

◇熱田神宮~伊勢神宮125kmウォークに参加して

2017.05.04

一年前も参加したが、万全でなく参加してしまい皆さんにご迷惑をお掛けした熱田~伊勢ウォークに今年リベンジ参加させていただいた。昨年は四日市でリタイア。いったん自宅に戻ったが、翌日は内宮ゴールで皆さんをお迎えした。あの時の感動を今回どうしても自分が歩者として味わいたかったことが一番の参加理由。
歩者は協会10名、チーム7名の計17名。

朝9時。昨年同様に神宮前スタバ集合。
今回も碧海幡豆ウォーキング協会との共催で、協会の方々は想像を絶する強脚の持ち主ばかりで、集合場所まで約20km歩いて来られた方もいらっしゃいました。今から100km超歩くにもかかわらず・・・( ゚Д゚)
熱田神宮本宮で参拝を終え集合写真を撮っていよいよスタート。この時点ではちょっと遠い目的地の「遠足」気分でワクワクしていました。

・9:45 スタート ~ 13:47 長島・桑名(20km)
国道1号線をひたすら西へ。昨年の23号線と比べトラックも少なく歩道も広く起伏も少なくということで非常に歩きやすかった。日差しもそんなに強くなく、風も穏やかで気持ちよかった。ただ、木曽川の橋の上はさすがに風も強く冷たかった。
約10km毎に設けられたチェックポイントではサポートの方にきめ細やかな支援をしていただき、バナナで給油が出来ました(^^)

・長島・桑名 ~18:47 四日市(45km)
揖斐長良川を超えて本格的に三重県ウォーク。三河湾ウォーク同様に、とにかく元気なうちに前へ前へと協会の方々②の後をついていったが、すぐに離されていきました。(協会の方々①はもっと早いためにすでに見えないほど前に( ゚Д゚))
協会②の方たちもずいぶんと飛ばして先行して、餃子の王将で晩御飯を召し上がってみえました。その横を抜いていく様子はまるで昔話の「うさぎとかめ」のようでした。しかし歩きながらチームの皆さんと「かめは最後には勝てるが、我々は絶対に勝てないぞ!」と・・・。結果勝てませんでしたが(笑)
昨年末、事前に下見ウォークを長島~四日市までやらせていただいたおかげで、見慣れた風景を歩くことが出来ました。知らないところを歩くことも楽しいですが、知っている安心感は、今回の「超」長距離ウォークにはプラス作用しました。追分の分岐よりコースは23号線へ。

 

・四日市 ~23:00 津(64km)
四日市(45km)で夜間ウォーク装備に変えて、チームの5名の方と共に歩かせていただいた。正直ここら辺りから自分の一番弱いところが出てきてしまい、足も結構痛んで、周囲も暗くなってきて変り映えしない景色に、心の中は超ネガティブ思考で埋め尽くされていました。先行していたウサギさん達(協会の方々②の皆さん)に抜かれてしまい、さらにネガティブに。皆さんについていくのがやっとでした。

・津 ~ 3:45 松阪(83km)
いよいよ一番の関門の夜中ウォークの時間帯。眠気もピークでまっすぐ歩くのも危うい時が何回かあった。しかも心の中では天使と悪魔が・・超葛藤!
[E:#x1F47C]天使:頑張ってついていけばゴールできるよ!
[E:#x1F47F]悪魔:みんなの足を引っ張っちゃいけないから、マイペースでゆっくり行ったらどうだ~って。
第8ポイント(75km)までは本当についていける自信がなかった。が、天使が勝ってよかった(^^)
75kmからはチーム佐藤も2班に分かれた。私は後発組の4名として歩かせていただいた。しかし80km辺りで「押し釦」を押さないと歩行者用信号が変わらない横断歩道に来たときに、気がつかずに押さず、歩道脇の花壇がちょうどいい高さで、みんなで腰かけてしばらく休憩(2分くらい)した後、歩行を再開したときに、あれほど眠かったのにいきなり「シャキーン」って頭が冴えました!人間は疲れ過ぎた時ってわずかな休憩でも有効で必要なんだな~って痛感。

・松阪~ 7:20 玉城町(96km)
かなり風もあって寒く感じながら、眠気と闘いながらのウォーク。5時前には明るくなると信じて、太陽さえ出れば元気がもらえると信じて必死に歩きました。ただ今思えば、一番記憶がない時間帯でもありました。
松阪駅辺りで少し空が白み始めましたが、かなり厚手の雲に阻まれてお日様を見ることはできず、6時過ぎ90km辺りでイートインの広いミニストップで朝ごはんを食べながら小休止。太陽が出始めて、体も起きてきて、元気が出てきました。お日様パワーはやっぱりスゴい!そこからは元気になってきました。

・玉城町 ~ 10:10 外宮前(107km)
96kmでは太陽がガンガンに照っていたので、半そでに着替えをして大半の荷物をサポートカーに託し身軽に歩くことに。休憩後の歩きだしは、どのタイミングでも痛く辛かったが、この96kmでの歩き出しは、太腿がパンパンで足が上がらなかった。でもここまで来たら・・・の想いが強くてとにかく皆さんに遅れまいと必死に喰らいついていきました。途中風が強く雨が降りそうな天候になりましたが最後まで持ってくれました。
伊勢市内に入り、所々歩道が狭く、しかも車通りが多い箇所が何カ所がありました。一緒に歩いている皆さんも私も、時折ふらふらと車道に出そうになったりしてしまいました。道路標識で「伊勢神宮」の文字を見て「あ~いよいよ来た~!」って思った時から、あれほど痛かった太腿も足も、痛みが和らぎ軽やかになりました。改めて人間「自分の気持ちの持ち方ひとつで、体は反応するものだ」と感じます。嫌なことを嫌だと思ってやると、いやになるに決まっている。大変なことも楽しくやっていこう!

・外宮~内宮(ゴール)
外宮前に到着したときに、チーム先発組が内宮ゴールをされたと連絡があり、我々はあと一時間強だなと計算した段階で何とか午前中ゴールできそうだと思い、俄然やる気がわいてきました。体の痛みも程々に和らいでいた(気持ちの問題が大半)ので皆さんで楽しくお話をしながら歩けました。最終のバス通りからゴールの内宮鳥居が見えた瞬間思ったのは、「皆さんについて来れられ本当に良かったな。ご一緒していただいた皆さん本当にありがたいな」と感じました。本当に仲間に入れていただいてありがとうございました。

GW真っ只中の伊勢神宮は人だらけの大賑わい。

 

帰りのバス乗り場が分からず、初め「菓子博行」バスに並びそうになりましたが、無事帰路につくことが出来ました。
昨年もそうでしたが、近鉄から名鉄への乗り換えで、「降りる・下る」という行為がどれほど大変か(^^)登りは案外大丈夫ですが相変わらず笑えました(^◇^)
26時間掛けて歩いてきた道のり。近鉄特急で五十鈴川駅から名古屋まで1時間半でした(´▽`)

終えてみて、
「一人では絶対にできないことがあって、協力してくれる人がいて、共に苦労する人がいて、初めて楽しい結果にたどり着く」もっといろいろなことに感謝できる人になって、そういう人たちとご縁の頂ける人生でありたいと改めて感じました。
サポート、応援、歩者の皆様、ありがとうございました。道中かなり苦しい時間帯もありましたが終わってみればすべて楽し。機会があればまたトライしたいと思います
( ゚Д゚)エッ!本気??

5月3日 9:45 熱田神宮本宮前スタート
5月4日11:27 伊勢神宮内宮宇治橋前鳥居ゴール

杉浦寿治


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